「管理職教育・育成のエキスパート」

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 テーマ30 仕事の離陸、着陸を確実に行う

■仕事の離陸時に確認すべき事項

仕事上における離陸とは、PDCAスパイラルのPの段階にあたります。
担当部署のPDCAのPの段階で、管理職者として行うべきことは、
飛行機を飛ばして、いつ、どこに着陸すべきなのか、
つまり業務を遂行することによって、
いつまでに、どんな成果を獲得すべきなのかを
あらかじめ設定することとなります。

管理職者として、業務を遂行することにより
「本来、獲得すべき成果」と致しましては、
目標により様々と思われますが、一例を上げると下記のようになります。

・売上、利益のアップなど、どのような業績を得ることができるか。
・不良率や不具合件数の減少など品質の向上を図ることができるか。
・原材料費や工数削減などの原価低減を図ることができるか。
・職場内の業務内容がどのように変わるか。
・職場内の部下の行動、発言がどのように変わるか。
・その他。

仕事に着手するときは、業務を遂行することによって、
「本来、獲得すべき成果」をイメージし、明確に設定することが必要です。

着手するにあたり、獲得すべき成果がイメージできない場合は、
これから行おうとすることが、間違っている、行う意味がないということになります。

例えば、戦国時代の戦いの場合、リーダーは、必ず勝てるという確信が持てるまで、
作戦計画を何度も何度も練り直し、考えて、考えて、考え抜くという作業を行います。

戦国時代の場合、戦いに負けると殺されてしまうので当然なのかもしれません。

管理職者の場合も仕事に着手するにあたっては、
必ず成果を獲得する(必ず勝てる)と確信できるまで、
考えて、考えて、考え抜いて、業務の遂行計画を設定することが必要です。

管理職者として、「本来、獲得すべき成果」は何なのかを充分認識することが必要です。

獲得すべき成果が明確にイメージできると、
自分の行うことの正当性が確信できるとともに、
自信を持って取組むことができ、自分自身の動機付けともなります。

「本来、獲得すべき成果」の設定とともに、いつ仕事を着陸させるのか、
「いつまでに」獲得すべき成果を得るのかも明確に設定しなければなりません。

管理職者には、「いつまでに」を設定し、
確固たる姿勢を持って、それを守ることが求められます。

最終着陸地点で、獲得すべき成果を得るために行うべき、
毎月や毎週、毎日の行動計画を明確にスケジューリングします。

スケジューリングした行動計画一つひとつの達成による
アウトプットが獲得成果となり、最終着陸時には大きな成果となります。

■飛行中の操縦を確実に行う

着陸時に目標を決め、部下にその仕事を与えると、
部下が仕事をして、その結果の確認を自分に提出するまで、
自分は何もすることはないと、
飛行中に行うべき操縦を全く行っていない管理職者の方を多く見かけます。

部下に仕事を与え「PLAN」、部下が与えた仕事を終了した段階で、
その仕事の内容をチェック「CHECK」し、やり直しの指示を出すだけで、
管理職者としてのPDCAを行っていると思っております。

「PLAN」と「CHECK」の間で、
部下の仕事の進捗状況の把握や部下のモチベーションの維持・向
部下の職務能力向上のための指導など、
管理職者として、本来、行うべき、進捗管理「DO」の業務、
飛行中の操縦の業務を全く行っていない、
行わなければならないこととして、気づいていない状況です。

飛行中の操縦は、部下に任せ自分は全く何も行っていない状況といえます。
言葉を替えますと部下を放置している状況です。

名パイロットが飛行中に、計器類、天候を把握し、的確な対応を行うように、
管理職者も仕事の進捗状況の管理を行うことが必要です。
月、週、日、半日、1時間などのそれぞれの単位の中で、
管理職者として部下に、どのタイミングで、
何を話すべきなのかを考え、実践することが必要で

管理職者として行うべき、進捗管理「DO」を意識的、計画的に行うことが、
仕事を着陸させ、離陸時に設定した獲得すべき成果を確実に獲得するために必要です。

飛行中の仕事の操縦を確実に行うことが、
仕事の品質の向上、納期遅れの防止、部下育成のために、決定的に重要です。

管理職者として行うべき、進捗管理「DO」がきちんとできると、
CHECKの段階で、改善すべき業務個所や今後の部下の育成内容も明確になり、
「ACTION」仕事の改善も進みます。

■必ず着陸する

離陸した飛行機は着陸せずに飛び続けることはできません。
パイロットのように計器類や気候など様様な状況を判断しながら操縦をし、
目的地に着陸することが必要です。
着陸しないと墜落してしまうことになります。

PDCAで推進していく仕事も取り掛かったものは、
日々いろいろな事象が発生する職場の中においても
名パイロットのように状況をとらえ、進捗管理をしっかり行い、
獲得すべき成果を獲得し、目的を達成し、結果をつくることが重要です。

着陸しなければ、会社も部署も自分も墜落することになります。

一つひとつのPDCAを確実に回していくことにより、
実績と経験が積み重なり、よりよい飛行(操縦)を行うことができるようになり、
部署全体に加速がつき、仕事の質の面、量の面において
大きな成果を得られるようになります。